トリフィルファンタジア 1〜2巻(完)



ガンガンが分厚くなった初期の頃の読者の皆様こんにちわ、王夜です。
あの頃活躍していた漫画家の皆さん、まだちらほら見かけたりしますね。
その中でも自分の思い出の作家といえば、夜麻みゆき氏。
この「王夜」というハンドルネームから何から影響受けまくりだったりします。
連載されていた作品が未完に終わってしまい、残念に思えてならない人の一人です。
まぁその「刻の大地」最後の方はキャラクターが混在しすぎだと思ってたし、限界だったのは分かりますが。


あれから数年、2008年に突然の再出発を果たした新作「トリフィルファンタジア」。
2009年末に最終巻が単行本になっていたというので、最近手に入れました。
これがまた商業誌で出版社がスクウェア・エニックスというのにも関わらず、どこにも売ってない売ってない。
自分の足で調べた限り、秋葉原・池袋のどこのアニメショップを探しても置いてなかった。
しょうがないからAmazonで入手。3月末まで送料無料なのでお得でした。
中身?すげー良かった。
胸に熱くくるものがあった。
世界観などの基本設定はそのままだけど、1本の話がそれぞれ繋がってないという短編形式。
落ち着いたBGMをかけながら読み進めてましたが、お話の不思議さに取り込まれて
休日と休日の間に見る夢の様な感じでした。
いろいろと忙しい世の中ですが、時には何も考えないことも必要なんです。
またいつこの人の作品に触れる時があるか分かりませんが、ここはきっと出てくれると信じましょうかね。