涼宮ハルヒの暴走

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

自分はフルメタル・パニック!から京アニの作るアニメは好きなんですが、
もちろん「涼宮ハルヒの憂鬱」も面白かったです。
この件に関しましては「涼宮ハルヒの激奏」に行ったりといろいろありましたが
まだ王夜は原作を読んでおりません。
2期も決定してるし、先に原作読んでネタバレしたら1期みたいに楽しめないかなぁと思っているのですよ。
ですが、涼宮ハルヒの退屈に収録しされてる笹の葉ラプソディは漫画で読んだし、
短編なら読んじゃってもいいかなと思い今月の電車内暇つぶしに「涼宮ハルヒの暴走」を図書館から借りて手にとってみたわけですよ。
射手座の日」はもうアニメやっちゃってるしね。


で読んでみた感想ですが、なぜ皆「原作が面白い」「原作は面白い」と言っているのが分かった。
エンドレスエイト怖すぎ。まさに無限ループって怖くね?ってやつだよ!
神人とかともかく、一番涼宮ハルヒの能力を恐れた話だった。
射手座の日はアニメとさほど展開が変わらなかったので、脚本を書いたライトノベル作家である賀東招二氏が話をなぜそのままにしたのか考えさせられる。
っていうか谷川流氏とお互い面識あるのかね?同じ角川系列だから会ってはいると思うのだけれども。
その後に読んだ「雪山症候群」は孤島症候群の続編的な話で、はいはい いつもの超常現象乙。
とか思ってたらミステリーに数学パズルが出てきて、突然面白さが増してきた。
電車の中で眠かったのに、やべーよこれ居眠りできねーよ。早く続きが!とか思い始めたから
やっぱりこれは作品にハマったと言わざるを得ない。
そして一番の読者ツッコミポイントは2005年なのに作者が「リンダキューブアゲイン」をやっていたということであろう。
作者は落とし所が分かってるな(笑)こういう所に文の上手さが光ると自分は思う。


物語の展開上「ずっと長門のターン!」になるのが不安ですが(あとみくるの空気)、
キョンの妹の重要性が気になるし、これは続きを読まないとダメだな。
今ここに宣言する。涼宮ハルヒの驚愕」の発売が決まったら読んでいくことにしよう。
それこそ買って読む。アニメの2期が早いか、それとも最新作が早いか…。